トリコモナス 何科

トリコモナス症は何科?

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トリコモナス症は何科?

トリコモナスに感染?

トリコモナスに感染したかも? などと具体的には思わないとしても、性器あたりに痒みトラブルが発生したり、気になる症状があった場合には、医療機関を受診するでしょう。

 

ただ、まずはどこの科に行ったら良いのか? 悩む人も少なくないかもしれません。

 

性感染症を疑う場合は、できればパートナーと一緒に「性病科」を受診してください。

 

まずは自分だけでも先に確認を・・・と思った場合、性病科が敷居が高ければ、女性なら婦人科、男性は泌尿器科が良いでしょう。

 

トリコモナス症は、女性にめだった症状が多く出現するのもあり「膣トリコモナス」とも呼ばれたりしますが、男性にも感染する性感染症です。

 

人体にトリコモナス原虫と呼ばれる微生物の寄生により感染する感染症で、コンドーム無しの通常の性行為で感染します。

 

寄生部位は人体の粘膜部位も「口腔」「腸」「膣」「尿道」などで確認されています。

 

口腔(口の中)や、喉周辺、咽頭感染の場合は、耳鼻咽喉科を受診すると良いでしょう。

 

トリコモナス症は、細菌やウィルスでは無くトリコモナス原虫と呼ばれる寄生虫に感染することによって発生する感染症で、一般的に性行為によって感染します。

 

クラミジアやカンジタ症、淋菌感染症(淋病)などど同じ性病・性感染症(STD)のひとつとして位置付けられています。

 

 

男性にも、女性にも、発症する性病で、若年層だけでなく中高年にも感染者が多いとされています。

 

女性の場合は、デリケートゾーンの痒みや、泡立つような緑黄色のオリモノが増えたり、生臭いような強い臭いも発生します。

 

排尿時の痛みや過敏症になったり、細菌類が増殖しやすいため尿道炎、膀胱炎などを併発してしまうことも多くあります。

 

女性の膣内は自浄作用があり、通常は細菌の侵入や繁殖を防止しているのですが、トリコモナスに感染すると自浄作用がうまく働かなくなり、大腸菌などの常在菌が繁殖して炎症を起こします。

 

トリコモナス原虫が膣を攻撃しているわけではないのですが、細菌の増殖を許してしまうことによる混合感染が問題となります。

 

経口薬・膣座薬の使用によって、トリコモナス原虫が消失すれば膣内の自浄作用が回復し、細菌繁殖による不快症状も改善します。

 

若い女性など、卵巣からエストロゲン分泌が豊富な世代は、膣の自浄作用も活発なので治療により速やかに改善しますが、卵巣機能が低下した更年期やそれ以降の年代の女性は、治療効果もでにくく、なかなか治りにくいケースもあります。

 

男性は尿道や前立腺にトリコモナスが感染するのですが、自覚症状があまり顕著で無いケースも多々あり、気づかないままに治療せず、女性に感染を拡大させていることが少なからずあります。

 

尿道内に寄生しているトリコモナス原虫がコンドーム無しの性交渉により女性に感染するわけで、女性にとっては非常に迷惑な話です。

 

トリコモナス症は自然治癒しませんし、感染を放置すると不妊症や早産リスクもあのますので、早期治療をおすすめします。

 

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女性だけなら、婦人科やウィメンズクリニック等で、さまざまな症状も含めて相談すると良いでしょう。

 

パートナーである女性側だけで治療しても、男性側が寄生虫を飼っている状態のままでは、何度も感染を繰り返すことになりますので、パートナーであるならば同時に治療するべきでしょう。

 

男性はできれば性病科、敷居が高いなら泌尿器科を受診して、検査が陰性だったとしても、パートナーの感染が確認されているならキチンと治療をして、再発を繰り返させたりしないようにしてください。

 

トリコモナスに感染している場合は、他の性感染症も併発している可能性が高いとも言われています。

 

お互いにうつしたりうつされたりを繰り返すピンポン感染を防止するためにも、一緒に受診するなら「性病科」が良いでしょう。

 

こちらでは性病クリニックの先生がトリコモナス症について原因、症状など詳しく動画で解説されています。性病科、婦人科で診断する前にご覧ください。

 

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